対人関係の基本はギブ&テイク

対人関係を語る上で欠かせないことがあります。他者との関係はギブ&テイクであることです。

今回はギブ&テイクの重要性について説明します。

人は自分のために生きている

利他行為という言葉あります。他人の為になることをするという意味です。しかし、実際には言葉だけでそのような行為は存在しません。なぜなら人は皆自分の欲求を満たすために生きているからです。例外はありません。

例えばボランティア活動です。ボランティアに参加する人は自分の時間を使い他人に尽くしているように見えますが、実際には助けた相手や周囲の人々から褒められたいために行動しています。つまり彼らは自分のために行動しているのです。

もう一つの例として「子供に対する親の愛」があります。これも突き詰めれば子供の為ではなく自分の為の行為です。自分の体から出てきた、あるいは自分の遺伝子を受け継いだ存在を守るために多くの時間を割いて面倒を見ているのです。

私がこうした考えを述べると「かわいそうな人」などと憐れみと蔑みが混じった反応が返ってきますが、この事実が変わることはありません。

ギブ& テイクを意識する

対人関係がうまくいかないと悩む人は多いですがそのほとんどはギブ&テイクを意識しないことが原因です。相手の得になることを何もしていないのに自分だけが良い思いをしようとするから問題が起きるのです。他人が何を望んでいるかを理解し利害を一致させる努力をすれば円満な関係が築けるようになります。

ギブ&テイクに似た考え方に 「テイク&ギブ」があります。ギブ&テイクとは「何かをしてくれたらお返しに良いことをしてあげる」という考え方ですが、テイク&ギブは「あらかじめ相手の得になることをしておいて、見返りを期待する」方法です。

人間には相手からされたことを自分も相手に返したい欲求があるとされています。(返報性の原理)テイク&ギブはその心理を利用したものです。要するに将来自分の利益になりそうな相手に恩を売っておくのです。

無償の愛は幻想であることを理解しましょう。

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