洞察を得る方法

洞察とは、今までわからなかった問題の解法が突然が明らかになることを言います。

洞察を生じさせる方法には幾つかありますが、今回はその1つである「ワラスの4段階説」を紹介します。

ワラスの4段階説

準備期

情報を収集し試行錯誤する段階を準備期と言います。洞察を得るにはこの作業をアイデアが尽きるまで続ける必要があります。

孵化(あたため)期

準備期で得た情報(知識・経験)を頭の中で整理する段階です。情報の整理は「食事 睡眠 散歩」など課題とは無関係なことをしているときに脳内で自動的に処理されます。

啓示(ひらめき)期

問題の解法が突然明らかになる段階です。アルキメデスは王冠の体積をはかる方法を入浴中に思いつきユリーカ!(わかった!)と叫んだと言われます。

検証期

解法の妥当性を検証する段階です。思いついた解法で問題が解決するかどうか実際に確かめます。

洞察を妨げる要因

洞察を妨げる要因には以下の2つがあります。

機能的固着

機能的固着とは、事物に対する固定的な考え方が問題解決の妨げになることを言います。例えば、新聞は情報を得るための紙ですが、丸めてゴキブリを叩いたり、鍋敷きに使うことができます。新聞の「機能」にこだわると、このようなアイデアは出てきません。

心的構え

心的構えとは、課題が与えられたとき、今まで何度も用いてきた解法を用いることを言います。例えば、寝るときに使う毛布は「掛け布団の上」に掛けた方が暖かいのですが、「毛布は掛け布団の下に敷くもの」という考えにこだわると、このようなアイデアは出てきません。

未知の問題に取り組んでいると、いくら考えてもわからないことが出てきます。そのようなときは、一旦問題から離れて洞察が来るのを待つようにするとうまく行くことがあります。

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