才能がない人は努力をしても無駄か

世の中には「自分には才能がないから努力をしても無駄だ」「時間を無駄にしたくないから諦めて他の事をしよう」と考える人がいます。

彼らが言うように才能の無い人は努力をしても無駄なのでしょうか。

才能と努力の違い

才能を辞書で調べると「 物事を上手く成し遂げる優れた能力。技術・学問・芸能などについての素質や能力」という定義が出てきます。つまり「才能がある人」というのはある特定の仕事のなかで対象となる物事を他の人よりもうまくやれる人のことです。

一方、努力を辞書で調べると「心をこめて事にあたること。骨を折って事の実行につとめること。つとめはげむこと。」という定義が出てきます。つまり努力とは、物事をうまくできるかどうかに関わらず、目的を実現するために継続的に事にあたることを言います。

能力は学習によって身につく

人間の能力を決める要素は二つあります。「遺伝」と「学習」です。例えば、スポーツをうまく行うために必要な能力は遺伝によってある程度決まります。バスケットボールを行うには身長が高い方が有利ですし、 砲丸投げなど筋肉を使う競技は女性よりも男性の方が良い成績を上げることができます。

ですが多くの場合、人間の能力は後天的な学習によって高めることが可能です。繰り返し練習を重ねることで物事を行うコツが分かるようになり、遺伝によるハンデを乗り越えることができます。そのため遺伝的に恵まれていないからと言って、何もかも諦める必要はありません。

持っている才能を伸ばす

遺伝的に恵まれていないのであれば、無理をしてそのことを続けるよりも、「自分が生まれつき持っている才能を伸ばした方が良い」と考える人もいます。「元々生まれ持った才能があるのだから、才能ない人に比べ成功する可能性が高い」という理屈です。

たしかにその意見には一理あります。しかし、自分に向いてないとわかっていてもやりたいことはあるはずです。その夢を遺伝的に才能がないという理由で諦めてしまって良いのでしょうか。たとえ一流になれなくても心が満たされれば有意義な時間を過ごせるのではないでしょうか。

さいごに

遺伝と学習の話をしましたが、大切なのはその時やりたいと思ったことをして有意義な時間を過ごすことです。それは集団の中で一番になることより重要なことだと私は思います。

シェアする

スポンサーリンク