値段が高いもの=高品質とは限らないが、値段が安いもの=低品質は大体正しい。特に食品では、この傾向が強く見られる。
安い食品を選ぶと節約できるが、健康に悪影響を与える可能性がある。長い目で見ると、少し高くても良質な食品を選ぶ方が賢明だ。
例えば、安さを売りにしているスーパーの惣菜コーナーを考えてみる。そこには、どこで作られたか分からない安い惣菜が並んでいることがある。確かに安いが、味が悪かったり、腹痛を起こしたりすることがある。私はこういった経験から、そのような商品は買わないようにしている。
もちろん、人それぞれの価値観や経済状況によって、食品の選び方は違う。惣菜の代わりに冷凍食品を選ぶ人もいるだろう。冷凍食品は品質が安定していて、比較的安全なことが多い。
大切なのは、食事が私たちの命を支える基本だということだ。食事は単にお腹を満たすためだけのものではない。適切な栄養は、体の健康だけでなく、心の健康にも大きく影響する。
経済的に見ても、食費は他の生活費と比べそれほど高くない。家賃や交通費、娯楽費などと比べると、食費の割合は小さい。家計が厳しい場合は、他の支出を減らし食費に回すことを勧める。