子供の頃、友達がクリスマスに高価なプレゼントをもらうと自分も欲しいと言って親に同じものをねだった経験はないでしょうか。経済的に余裕のない家では子供が高価なプレゼントをねだると「よそはよそ、うちはうち」と言って諦めさせようとしますね。
そのようなとき恵まれた環境にいる友達を羨ましく思い惨めな気持ちになることがありますが、大人になっても同じ気持ちになる人がいるようです。
絶対的貧困と相対的貧困
絶対的貧困とは 、一つの社会において最低水準を満たさない所得しか得られない人の割合を言います。人間が生きるために必要な最低限のことができない状態を表す言葉です。
一方、相対的貧困とは、生活を維持する上での 最低水準の所得はあるものの、標準よりも低い所得しか得られない状態を表す言葉です。
つまり、相対的貧困とはプライドの問題であり命に関わる問題ではないと言うことです。ではどうすれば相対的貧困から抜けせるでしょうか。
相対的貧困から抜け出すには
相対的貧困から抜け出す方法は二つあります。
視野を広げる
一つは視野を広げることです。発展途上国ではまともな教育を受けられず食べるものにも困る生活を強いられている子供たちがいます。そのような人に比べれば日本で生まれ育ちネットで暇を潰せる私たちは恵まれていると言えます。このように考えれば現在の自分に満足することができ、他人を羨む気持も消えると思います。
金を稼ぐ
もう一つの方法は金を稼ぐことです。資本主義の社会では経済的平等はあり得ません。贅沢な暮らしをしたければ何らかの方法で金を手に入れる必要があります。しかし、多くの場合、お金は簡単には手に入りません。贅沢な暮らしを維持するには相当な努力が必要なのです。金持ちには金持ちの苦労があると思えば他人を羨む気持ちも消えると思います。
今の自分が幸せかどうかは考え方一つで変わります。上ばかりみないで地に足をつけて生きましょう。