ネット社会における立ち位置の選択

インターネット上での人々の存在は、大きく3つのカテゴリに分類できる—「優秀な人」「友人のような存在」「非難される人」である。

炎上商法の実態と影響

特に注目すべきは「非難される人」というカテゴリだ。これは一般に「炎上芸人」と呼ばれる人々を指す。彼らは意図的にネットユーザーの感情を刺激し、怒りや反感を引き起こすような挑発的な行動をとる。この「炎上商法」は、注目度を収益に変えるビジネスモデルとして確立している。

炎上商法の成功例は数多い。ある女性タレントは意図的な炎上を繰り返して莫大な収入を得て、「炎上御殿」と呼ばれる豪邸を建てるまでに至った。この事例は、ネット社会での注目度が持つ経済的価値を如実に示している。

しかし、炎上商法には深刻な代償が伴う。絶え間ない批判や非難は大きな精神的負担となり、一度確立した「炎上キャラクター」からの脱却も極めて困難だ。さらに、この手法はネット空間における対立や分断を助長する恐れがある。

個人の経験と選択

私も以前、炎上商法に関心を持ち、その実践を検討したことがある。だが、他者への攻撃や批判を利用して利益を得るというビジネスモデルは、自分の価値観や性格に合わないと判断し断念した。この経験を通じて、オンライン上での自己表現の在り方を見直すことになった。

残された選択肢は「優秀な人」と「友人のような存在」である。

「優秀な人」というカテゴリは、特別な才能や実績を必要とするため、多くの人にとって現実的な選択肢とはなりにくい。また、この立場を維持するには常に高いパフォーマンスが求められ、そのプレッシャーは相当なものとなる。このストレスは、長期的な活動の持続を困難にしかねない。

一方、「友人のような存在」は、誠実なコミュニケーションと相互理解を重視する立場である。

「友人のような存在」を目指すとは、単なる好意的な関係作りを超えて、建設的な対話や価値の共有を通じてネット社会を良くしていく姿勢を持つことだ。これは炎上商法という対立を煽る手法とは、まさに正反対のアプローチである。

結論:私の立ち位置

以上の考察から、私は「友人のような存在」としてネット上で活動していくことを選んだ。この立場は時として地味で目立たないかもしれないが、長期的には持続可能で建設的なオンラインコミュニティの形成に貢献できる。結果として、この選択は私自身の精神的な健康と成長にも良い影響を与えている。