世の中には「自分は今まで生きてきて多くの知識と経験を身につけたのだからもっと自分を尊重すべきだ」と考える人がいます。
ただ考えるだけなら何の問題もありませんが、プライド高い人は自分の非を認めることができないため周囲の人とトラブルになることがあります。
このような人物とうまく付き合うにはどうすれば良いでしょうか。
プライドとは
プライドを辞書で調べると「誇り。自尊心。自負心。」などの定義が出てきます。
「誇り」とは自分を名誉に思うことであり、「自尊心」とは自分を優秀なものだと思う気持ち、「自負心」とは自分の才能に自信や誇りをもつ心です。
つまりプライドとは「自分を優れた存在であると自分自身が認めること」をいいます。 プライドが高い人はこの意識が他の人よりも強いのです。
プライドの高い人は自信がない
プライドの高い人はなぜ自分を優れた存在だと思う気持ちが強いのでしょうか。それは自分に自信がないからです。
自分に自信のある人は心に余裕があり他人と優劣を競うことはしません。自信がないからこそ自分を必要以上に大きく見せようとするのです。
トラブルを回避するには
プライドの高い人とのトラブルを回避するには「褒める」ことが大切です。
その人物の良いところを見つけ褒めるようにすれば相手は「自分はこのままでも良いのだ」と思うようになり心に余裕が生まれます。
その結果、問題行動を起こさなくなり良好な関係を築けるようになります。
相手のプライドを利用する
プライドの高い人の心理を利用して物事を有利に運ぶ方法もあります。
プライドの高い人に「あなたにしかできない仕事」と言って難しい仕事を押し付ければ彼らは自尊心を満たすため懸命に働きます。
また「この商品はあなたの様な人のためにある」と言って特別感を出せば、どんな高価な品でも売りつけることができます。
プライドを持つこと悪いことではありませんが高すぎるプライドは他人との関係を悪化させ恐れがあるため留意が必要です。